多岐にわたるホームヘルパーの仕事と働き方

ホームヘルパーの仕事は多岐にわたっていますが、トイレ・入浴・食事の介助がある事に加えて、多くの施設ではレクリエーション・イベント・病院付き添いといった役割も担っています。ホームヘルパーになるための資格としては、介護職員初任者研修(2013年3月まではホームヘルパー2級と言う名称)が必須になっている事業者がほとんどなので、それを取得してから採用試験を受けるケースがほとんどです。

週5回フルタイム勤務の正社員で働ける事はもちろんであり、小さなお子様がいる主婦の方や自宅で介護をしている場合におすすめなのが、時短のパートタイム勤務です。週2回や短時間といった勤務シフトでも働ける職場が数多く存在しているので、自分のライフスタイルに合った働き方を選ぶと良いでしょう。

短時間勤務で募集するケースで多いのが訪問介護業務であり、介護事業所近くの家庭を回って生活支援を1日数件実施します。短時間のうちに料理・洗濯・入浴・投薬等を行うので、要領良く仕事ができる真面目な方がスタッフとして重宝されます。

正社員勤務は、特別養護老人ホームや有料老人ホーム等が多く、24時間介護が一般的なので、週1回か2回の夜勤に入れると採用確率が高まります。介護業界未経験であっても、しっかりとしたコミュニケーション能力を持っている事と適切な介助ができれば採用されるので、就職面接では自分が介護施設で何をできるかや前職で何を学んだかといったアピールする事が大切です。